Wkwktkmk03’s blog

日記とときめいたことと何かのレポ等

朝四時半に起きて青梅に入ってきた話 足腰が健康であること前提の場所って結構多い

 眠さが止まらないので、あとでまた!【仮更新】ねむサマックス

 

 文アルタイアップを行っている青梅市吉川英治記念館さんに行きたいと思って、二ヶ月が経過してしまった。気がついたら最終日の九月二十四日が目前に迫っている。お盆で親戚が来たり、なんやかんやあっったりして気がつけばという具合だった。そのタイミングで何も用事がない日を錬成することができた。行くしかないな~!実は七月の時点で行程表を作っていた。でも今回は記念館さん+親戚の用事の下見があったので、その行程表は破棄せざるを得なかった。無念。本当はコラボカフェも行きたかったし、都市部の大型のアニメイトの清潔で新鮮で大らかな空間に行きたかったけれど、またの機会に!と自分を無理矢理納得させて(三十歳を過ぎるとそういう所から大人になっていくのだ(大嘘))、午前四時五十五分に家を出た。空はまだ暗かった。人っ子一人いなかった。

 そんなこんなで午前八時半過ぎには青梅駅に着いた。青梅駅から青梅市郷土博物館に行こうとして、スマホで地図を見ていたら、見知らぬナイスミドルが近づいてきた。「どこにいこうとしているの?」

 青梅市郷土博物館に行きたい~と伝えると、行き方を分かりやすく教えてくれた。ありがとうございましたと伝え、言われた道を進むと、博物館への案内表示が出てきた。それに従っていったところ、無事につくことができた。ありがとう、ナイスミドルさん。

 博物館は川の脇に立っていて、まさに地域の風土と郷土、歴史と自然を繋いでいる建物だと感じた。大きい醤油の樽の曲げ物が、屋外展示されていて、心がときめいた。こう見えて、曲げ物大好きマンなんですよ私。生活や社会に使われている感じや、木が曲げ物として生きているという事実に胸が熱くなる。自然の力を利用して、自然とともに生きていく人間の形に触れているような気がするんです。地域の民俗資料館や郷土資料館、博物館が好きな理由の一つかもしれない………。

 さて、まず入り口で写真をパチリ。これは記念館さんの任務二のためです。SNSにアップできる状態にして、博物館に入りました。右手側に剥製がありました。印象深いのは、カモシカと猪の親子です。どちらも害獣のイメージが少々ありましたが、こうして観ると命の尊さや動物の可愛さ、生態について知ることができ、マイナスのイメージが少し良くなりました。あと文アルタイアップの登り旗が立っていて、タイアップ目出度いと心の中で踊りました。

 二階に上がると、中里介山さんの展示がありました。『大菩薩峠』に関する資料で、歴史や人間模様について触れることができました。「大乗小説」という意味に、色々考えさせられました。全部読むのは難しいけれど、ちょっと調べてみたいな。

 その奥では新収蔵品展という企画展が行われていました。青梅市の産業や生活、文化等のテーマに沿って、資料が展示されていました。戦争というテーマでは特別報国債券や戦時貯蓄債券の展示もあり、戦時下での市民の生活の隙間を覗くことができたと思います。私たちの世代で言えば、曽祖父母くらいの世代が持っていてもおかしくないものだもんな………。七十年八十年九十年前のものが歴史となり資料になっていく。でもその中で戦争の悲劇は忘れてはいけないし、覚えて語り継いでいかないといけない。それは災害や差別も同じで、まずは知ることから始めないといけない。そういうことを深く考えるのは最近あまりしていなかったので、勉強になりました。やっぱり博物館資料館史料館歴史館文学館美術館等館のつくところに行って、新しい知識を吸収吸引して思ったり考えたりするのは楽しいな~!人間としての喜びの最たるものだよ、これは。

 そんなことを思いながら、常設展も観終えて、青梅駅へ戻りました。ちなみに常設展では博物館実習生さんが展示された青梅に伝わる昔話や伝承の一つの『血盆経』のお話と、川底の石の展示にときめきました。短大で女性史を学んでいたときに、『血盆経』の話も聞いていたので、救済するというお話になるほどと感じ入りました。川底の石に関しては、チャートや柱状節理という単語に、地学を学んでいた高校生時代の私が「これがチャートか!」等と言っていました。

 なんかいつもより冗長になってしまったので、また明日続きを書きます。

秋の雨博物館に我一人