Wkwktkmk03’s blog

日記とときめいたことと何かのレポ等

続朝四時半に起きて青梅に入ってきた話 ときめきを常に更新していれば、健康でいられる

 そんなこんなで、青梅駅に戻ってきて、街中を散策。駅裏の学校で運動会をやっていたようで、小雨の降る中ではありましたが、青梅という街に歓声や放送部員さんのお声が彩りを加えているように感じました。

 うろうろしていたら、とある金物屋さんが目に留まりました。小さいミルクパンがたくさん売られていました。

「あ、欲しかったんだったミルクパン!!!!!!!!!!」

 物欲センサーが正常に機能したため、ミルクパンを一つ購入しました。旅行先で鍋っぽいものを買ったのは初めてでしたが、大事に使おうと思います。まだ二十四日現在使っていませんが、ちゃんと使います!使う!【断言】

 ミルクパンの熱が収まったあと、運よく駅から出るバスにうまく乗ることができました。初めてバスの料金をSuicaで支払いました。私はSuica未導入地域に住んでいるので、関東方面に出るときしか使う機会がありません。感動した。

 十一時過ぎくらいに、今回の旅の目的の青梅市吉川英治記念館さんにつきました。受付で丁寧な説明を受けた後に、任務二達成のシールをもらえて、滅茶苦茶嬉しかったです。(∩´∀`)∩わーい。

 夏の終わりと秋の始まりを告げてくれている綺麗なお庭を通って、展示館に向かいました。中に入ると、文アルタイアップパネルが見えました。向かって左から直木三十五先生、吉川英治先生、中里介山先生の三名が悠然とそこにいらっしゃいました。他の利用者の邪魔にならないように写真を撮ったあと、展示室へ入りました。

 個人的に一番印象に残っているのは、ご家族の方と一緒に笑顔で写っている吉川先生のお写真です。実は過日に中山義秀先生に関する本を読んだことがあり、そのときに義秀先生は吉川先生について良いことをあまり書かれていなかったので、どんな人か知るのにドキドキしていました。でもそのお写真を見て、明治大正昭和を生き抜いた文豪の重みや優しさ、力強さを感じました。人には多面性があって、色んな面を色んな人が見て、述べる。だからきちんと一対一の環境で、その人の人となりに触れないと、本質に近づけないし、理解することができない。川柳家としての一面や、戦後の動きについての資料やキャプションに感動しました!吉川先生のバックボーンについて、たくさん知ることができて楽しかったです。

 あと室生犀星先生や正宗白鳥先生、佐藤春夫先生等文アルに登場する諸先生方の自筆原稿を観ることができて、心がときめきました。それぞれに個性があって、文字に力が宿っていて、作品を作り上げる力を垣間見ました。タイアップ、本当にありがとうございます!

 記念館さんのSNSに登場していたゴーヤーのグリーンカーテンを観たあと、駅に徒歩で戻りつつ、梅干しを買ったりバスの時間を調べたりしました。駅に戻るのが遅くなるのが怖くなり、途中から駅行きのバスに乗りました。青梅駅に戻って、駅横のお店でお土産を買ったあと、親戚の用事を済ますために都心の方へ向かいました。

 用事が無事に終わり、大宮駅に行くと、青森フェア的なものをやっているのが目に映りました。以前文劇6を観に行ったときに、にんにくを買うことができなかった悲しみを思い出し、私はフェアに吸い寄せられました。(文劇6の東京公演がステラボールで行われていました。その帰りに最寄りの品川駅の改札の内側に入ったところ、青森フェアが行われていたのですが、荷物が重くて林檎一つだけ買って帰った思い出。)にんにくや太宰治が描かれている『人間失格』のパッケージのカステラサンド、りんご茶などを買いました。あとあと黒にんにくを買えて嬉しかったです。美味しいー!真夜中の幸せと称して食べています。最高。青森また行きたいな。アオレンのリンゴジュースを浴びるほど飲みたい。

 そういえばお昼ご飯を食べていなかったことを思い出して、エキナカのコンビニで焼きそばパンを買いました。あとメルヘンさんのサンドイッチも買いました。ずっと食べたかったので、出会えて嬉しかった。憧れの生クリームと果物サンド。

 無事に乗り換えが上手くできて、その日のうちに帰宅成功できました。こうやって旅の顛末を書き切るのは初めてですが、まあ何とかできて良かったなという気持ちでいっぱいです。ちなみに今日の午前中は予定がなくなったので、ずっと寝ていました。おかげで筋肉痛が弱まりました。良かったッピ。

文庫本五冊目を取る秋隣