Wkwktkmk03’s blog

日記とときめいたことと何かのレポ等

真面目な話をするトーンでふざけてしまうことを止めたいけれど、なかなか難しい

 今年、やまもとさほさんの『てつおとよしえ』を読んだ。素敵な漫画だった。やまもとさんの御父上とお母上のお話がメインで進んでいく短編のエッセイ漫画風な作りで、読みながら心がほっこり満たされる感覚があった。やまもとさんの家族観や日常を覗かせていただいている感覚になった。

 あとがきで自分の創作のテーマについて触れられていて、そういう考え方もあるんだとはっとした。私は何だろうな。それを知るために日記を書いたり、作句したりしているのかもしれない。

 ある人に、私の作る俳句は後ろから人を殴るような感じ、怒りを孕んでいてそれが一瞬スパークする感じのものだねと言われたことがある。その通りだと思う。無意識に言葉が強くなるように、仕組んでいる。編み込んでいる。配置している。脳味噌に響くように。

 言葉選びが綺麗だねとか、そういう視点で世界を見ているんだねとは言われたときがあったけれど、内心汚い私の心を出さないようにしないとと思ってしまった。怒りも綺麗な喜怒哀楽なのに、隠そうとしたり無くそうとしたりするから、パワハラセクハラモラハラがなくならないのだ。三十歳になる前からそれはもう感じていて、その思考は身体から溢れ出ている。見えていないだけで、空気に溶けていた、床に飛び散ったりしていると思う。数秘術では偶数はほとんど持っていないし、星座占いも夢見がちって言われるし、誕生日占いでは喜怒哀楽が激しい空想家って言われるし、本当に人から色々心配されているけれど、それでも生きているので、書き続けたい。

 幸せな現在に近づくための一歩には、いつも気づきが必要だからそれを弾丸にして、俳句にしているのかもしれない。そう思ったら、作句することに不安なんかなくなった。

迷い犬の顔をしながら薪を割る