中学生のときに考えていたことを、タイトルにしました。
いじめっ子で有名なエルちゃん(仮名)がいたのですが、私も彼女にいじめられました。ただ私は悲しいという気持ちよりも、人が人をいじめる気持ちって何だろう知りたいという欲求が強くあり、エルちゃんに色々質問をしてしまい、結果的にエルちゃんをさらに怒らせてしまいました。まあ、毎年クラス替えがある学校だったので、陰湿ないじめは一年間で終わりました。そのときに私自身が菩薩になりたいと思うようになりました。感情を削ぎ落して、静かに微笑む存在でいたい。そうしたら、うざいとかいなくなれとか言われないような気がする。というよりも、人間という壁を越えなければ、人類という集団は永遠に救われないのではないのだろうか。何故かそういうことを考えていました。怖い～。中二で考えるべき内容なのかよ～。そもそも菩薩と如来の違いを、当時の私は分かっていたのだろうか。今思えば、菩薩は悟りを開くために修行している方なので、当時の私は分かっていなかったのかも。勉強不足だ～！恥ずかしい。
今だから、私が当事者だったから、笑えるいい方にしてしまいましたが、当時はエルちゃんの行動のせいで不登校になる子が出ていたので、かーなーりーやばかったのだと推察されます。(私は義務教育なのだから、学校を休むとか絶対に嫌だ！いじめっ子のせいで授業中気まずくなったとしても、私は勉強がしたいから学校に行くんや！邪魔すんじゃねえぞ！クソが！という精神で通い続けていました。でも授業中に涙が止まらなくなったり、謎ポエムを量産したりしていたときはありました。先生やカウンセラーと面談していた時期もありました。窓ガラスが割れたり、授業崩壊したりする学年だったので、今思えば自宅学習していた方が理解力は上がったのかもしれないですが)とにかく今いじめられていてつらい人は、その気持ちを信頼できる誰かに打ち明けたり、ノートに書き殴って自分の感情を確認したりしてみてください。私は便秘と涙もろくなったくらいで済みましたが、心や身体にたくさんの影響が出てしまう場合もあります。とにかく生きていれば、いろんな場面が出てくるので、自分の感情と身体と思考を大切にしてください！(どうまとめていいのか、分らなくなってきました)
兎にも角にも先生方も手をこまねいていたので、エルちゃんはエルちゃんのまま、中学校を卒業していきました。文集を開いて彼女のページを読むと、両親についての感謝の言葉が綴ってありました。まあ、私の主観としては両親とコミュニケーションがうまく取れなくて、反動形成で学校で歪んだ人間関係を作りまくったという可哀そうな女の子だったんだろううなと思っています。ちなみに成人式では会いませんでしたが、会った友人によると元気ではあったらしいので、まあ良かったなと思います。(他の情報相応しくないので、割愛)彼女の中での苦悩が少しでも解けていれば、彼女も彼女の周囲も幸せに向かっていけると信じています。
エルちゃんのことをこうやってブログに書けるようになったから、私の自尊感情が成長したのかもなと思っています。過去を客観視したり、痛み以外の状況を思い出したりできるようになったから、許しについての幅が広がった気がします。気がするだけなので、何とも言えませんが。
今日珈琲豆屋さんに行ったら、円安で値上がりが止まらないと嘆いていました。輸入品が多いもんな。でもときめくから、買いますと伝えてきました。「食べたいと思えるものを食べていれば、健康を害することは少ない。食べたくないものを無理矢理食べ続けていれば、害になる」と、店主さんも語っていました。確かに。
陰口を大声で言う子ら冬薔薇
