空想が友人や家族よりも近くにいてくれないと、この世の産湯を泳ぎ切れないんだよなあ。でも空想に頼ると、閉じこもった生活になってしまうから、駄目なんだよなあ。バランスが難しい。
家族に言われて、お墓参りをしてきた。子どもの頃、お墓参りの意味はよく分かっていなかった。お墓参りのあとに、ひいおじいちゃんとおじいちゃんの兄弟姉妹の家に挨拶しに行く行事と言う感覚だった。まあ、一昨年から私の家自体が正式に檀家になったので、お墓の掃除は月一くらいでしておいた方が心が落ち着くっていう感覚はあります。家の中の掃除は苦手ですが、屋外の掃除は嫌いじゃないんです。謎の天の邪鬼精神発動していますね。あとは最近魂はどこに行くのか分からないから、お墓(碑)を作っているのかなと思うようになりました。今、こうして私がはてなブログに書き込みしている姿を、亡くなった縁ある方々が見ていてもおかしくないんだろうな………と。霊感がどうのこうのではないのですが、この世のものではなくなったという感覚は、当人じゃないと分からないので、遺された私たちは日々の営みを通してそういうものだと思案思考理解していくものだって、最近強く思うようになりました。生きるの楽しんで、頑張りたいときに頑張って、やり切ったと思った瞬間をいくつ手に入れられるか。私はまだそこまでボルテージを上げられていないので、今年はそういうのを目標にしたい。
俳句は続けていきたい。書いていて、それはシンプルに出てきました。嘘がない俳句。虚構ではあるけれど、その虚構に嘘がない俳句。空想出身でも、現実味のある俳句。現実が辛いけれど、生き残る俳句。切り開いていく俳句。そういう感覚を大切にしたいな。あと資格の勉強から逃げない。やるどん。
毛布にはなり切れぬ恋人になる
うーん。JPOPっぽいかな。
毛布にはなり切れぬ友人になる
違う気がする。友人って毛布だよな。(どうでしょうか)
毛布にはなり切れぬ愛人になる
なんか濃いな。愛が分からないのに愛人という単語を使用しているからなのかな。
毛布にはなり切れぬ母親になる
家族構成が気になる。
毛布にはなり切れぬ親友になる
ちょっと悲恋臭くなった。
やっぱり俳句って奥が深いな………。
